2023年03月28日

恩師の来日。

イタリア留学の恩師、サルバトーレ・スパノ先生が来日されて、私の自宅でマスタークラスが開講されました。

受講生のみなさん、先生のエネルギッシュなレッスンに感動して、とても満足されていました。

私は“おもてなし“がよくわかりませんが、先生への感謝の気持ちをお返しできる喜びでいっぱいでした。

私が初めてシチリアを訪れた時、サルバトーレ先生とご家族は、まるで昔から私を知っていたかのように、沢山の愛情を降り注いでくださいました。
帰国後、母に「この感謝の気持ちをどうやってお返ししたらいい?」と尋ねると、「していただいたことは、あなたがまた別の人にしてあげればいいのよ。そうやって巡り巡るものよ」と言われ、納得しました。
母の言葉は宝物です。

無事に全てのレッスンが終了し、食事やお花見を通して少しでも日本の文化を伝えることができて、先生が喜んでくださって、幸せでした!

最後になりましたが、
サルバトーレ先生の生徒さんであり、通訳とオーガナイズを担当してくださった峰松さん、お世話になりまして、本当にありがとうございました。

次回は、今年の10月に来日予定です。
今からとっても楽しみです!

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2023年03月05日

子供の本番。

あるピアノコンクールの本選に、兄弟揃って出場しました。

長男が本当に難しい性格で、この日を迎えるまでに、何度親子喧嘩をしたか数え切れず、やめるやめないの勃発を繰り返し、最後は(長男を信じて)一切の口出しをしないことに決めました。

“コンクールには出たいけど、練習はしたくない“の一点張りでしたが、最後3日間は、自分で練習メニューを考えてピアノに向かうように。ただ、一度も止まらずに弾けたことがなかったので、本番は2〜3回は止まるだろうな、と予想しながらも、黙って本番を迎えました。

やはり、3回止まりました。でも、とても綺麗な音色で彼の音楽を奏でていて、素敵だなと思いながら聴いていました。
弾き終わったあとは、長男も私もすっきりとした笑顔でした。
 帰りの車内、「今日は帰ったら、テクニックの本をやるわ(←かれこれ3ヶ月ぐらい開いていない)」と言って、寝ました(寝るんかーい・笑)

親子はぶつかり合うものですが、
真剣になれたからこそ、最後は認め合えた感覚があって、なんだかとても良い日になりました。

コンクールって、結果だけではなく、一人一人に人生のドラマがあるんだな、と改めて思いました。

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